CTOとは?
Macユーザーなら一度は耳にしたことがあるであろう「CTO」。これはConfigure To Order(構成のカスタマイズ)の略で、自分の用途に合わせてMacのスペックをカスタマイズして注文することを指します。
例えばMacは一般的なWindowsPCと違い、独自規格の高速なバスでCPUとメモリが接続されており、メモリの増設ができません。よって、購入時点でメモリ量を計算し、カスタムオーダーして購入する必要があります。このカスタムオーダーを”CTO”と呼びます。ストレージの増設を希望する場合にも、このCTOが必要になります。
最近のMacはAppleシリコン(M1/M2/M3/M4など)を搭載しており、メモリがCPUと統合されているため、後からのアップグレードは物理的に不可能です。そのため、将来の使用状況も考慮した上で、購入時に適切なスペックを選ぶことがとても重要になってきます。
CTOは届くのが遅い
店頭に並んでいるモデルは通称”吊るしモデル”と呼ばれていて、即購入が可能です。これらは基本的に最低限のスペック(主にメモリとストレージ容量)しか備えていないため、高性能モデルが欲しいときにはCTOと呼ばれるカスタムオーダーが必要になります。
一般的に、CTOモデルは注文してから製造され、中国の工場から直接発送されることが多いため、納期が長くなる傾向があります。標準モデルなら即日〜数日で手に入るのに対し、CTOモデルは1〜2週間程度かかることが一般的です。特に新製品発売直後やセール時期は注文が集中するため、さらに納期が延びることもあります。
カスタムオーダーしてみた
実際に私が注文したMacBook Proの構成は以下の通りです:
- モデル:MacStudio M4Max
- CPU:16コア
- GPU:40コア
- メモリ:64GB
- ストレージ:1TB SSD
- AppleCare+ 3年
合計金額 490,600円
通常モデルでは32GBメモリ・512GB SSDですが、DTM(作曲・編曲)で大量のメモリとストレージ、リアルタイムの処理能力を必要とするため、メモリとストレージをアップグレードしました。価格は標準モデルより約15万円高くなりましたが、長く使うことを考えると必要な投資だと判断しました。
届くまでの記録
今回は以下のスケジュールで届きました。
- 3月26日:Appleより[ご注文ありがとうございます]メール
(納品予定日は3月31日〜4月4日と表示)

- 3月31日:出荷完了

- 3月31日 19:45:海外荷物受付 上海支店(中国)
- 4月1日 19:45:海外発送 深セン支店(中国)
- 4月3日 19:45:荷物受付 ADSC支店(日本)
- 4月4日 19:45:配達店到着 関西ゲートウェイベース
- 4月4日 7:48:配達店到着 xx営業所
- 4月4日 18:33:自宅に到着
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注文から到着まで丸9日かかりました。ギリギリでしたが、注文時に表示された日どおりに届きました。最近は以前より納期が短くなっている印象です。
CTOの注意点とメリット
注意点
- 納期が長い(通常1〜2週間)
- キャンセルや返品が難しい(ヨドバシカメラやヤマダ電気などでは返品不可)
メリット
- 自分の用途に最適な構成を選べる
- メモリ不足やストレージ不足で後悔する可能性が減る
- 長期間使用することを考えると費用対効果が高い
CTOが必要ないよって人はAmazonがおすすめ
「そんなに高スペックは必要ない」「すぐに使いたい」という方には、Amazonやヨドバシカメラなどでの購入をおすすめします。特にAmazonはセールで標準モデルが割引されていることも多く、Apple公式より安く購入できることもあります。
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まとめ
Macをカスタマイズして購入するCTOは、納期は長くなりますが、自分の用途に合わせた最適な環境を手に入れることができます。特にプロフェッショナルな作業や長期間の使用を考えている方にとっては、最初に適切なスペックを選ぶことが重要です。
私の場合は9日で届きましたが、時期や注文内容によっては家電量販店で発注すると1ヶ月以上かかることもあるので、Webで掲載されている納期を確認して余裕をもって注文することをおすすめします。急ぎの場合は店頭モデルやオンラインショップの即納モデルを検討するのが良いでしょう。
最後に、どのくらいのスペックが必要かわからない方は、Appleのサポートに相談するか、私のxのアカウントにリプライ(DMではなく)いただければご相談に乗りますのでお気軽に。
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