はじめに
皆さんこんにちは。今回は私が高性能MacBook Proを購入し、その後Mac StudioとMacBook Airの組み合わせに切り替えた経験について共有したいと思います。特にDTM（デスクトップミュージック）を趣味とする方や、動画編集などでパワフルなMacが必要な方にとって参考になれば幸いです。
MacBook Proを買った理由
私が以前使用していたのは、iMac 27インチの最終かつ最上位モデルでした。しかし、DTM作業においてより多くのメモリと処理能力が必要になり、新しいマシンへの買い替えを考えるようになりました。
購入を決断した理由は以下の通りです：
- DTM用途では64GBのメモリとハイスペックなCPUが不可欠でした
- 2024年3月当時、M3 Maxチップを搭載したハイスペックマシンはMacBook Proしか選択肢がありませんでした
- 本来はM3 Max搭載のMac Studioの発売を待っていましたが、噂されていた2024年3月になっても発売されず、待ちきれなくなりました
結果として、必要なスペックを満たす唯一の選択肢だったMacBook Pro（M3 Max搭載モデル）を購入することにしました。
MacBook Proの良かった点
MacBook Proを使用してみて、特に良かったと感じたポイントは：
- 場所を選ばない作業環境: 自宅でも外出先でも、同じ高性能な作業環境を持ち運べるのは大きな魅力でした
- 優れたバッテリー性能: 驚くことに、一日中外で作業していても充電の心配をする必要がほとんどありませんでした
特にDTMのような負荷の高い作業をする場合でも、デスクトップ並みの性能を持ち運べるのは非常に便利でした。
MacBook Proの欠点
しかし、使い続けるうちにいくつかの問題点も見えてきました：
- 高額な本体価格: 60万円もするMacBook Proを持ち歩くことは常に緊張感が伴いました。カフェでの作業時も盗難や破損の心配が常にありました
- AppleCareの高額な費用: MacBook Pro 16インチのAppleCareは年額23,800円で、3年間維持すると71,400円もかかります
- AppleCareの必要性: 高額な本体ゆえに、AppleCareなしでは使用するのが怖いという矛盾した状況に陥りました
買い換え先候補
これらの課題を解決するため、新たな構成を検討しました：
据え置き端末候補
- Mac Studio: 高性能かつデスクトップ用途に特化
モバイル端末候補
- MacBook Airの最も安価なモデル
- MacBook Proの最も安価なモデル
実際に買ったもの
検討の結果、次の組み合わせを購入しました：
- Mac Studio M4 Max: メインマシンとして高性能な作業環境用
- MacBook Air M4: 最も安価なモデルを選択し、外出用として使用
買って良かったこと
この新しい構成に変更して感じた利点は以下の通りです：
- Mac Studioのメリット: デスクトップ型なので故障する可能性のある部品（ヒンジやキーボード・モニタなど）が少なく、AppleCareの維持費も安価です
- MacBook Airのメリット: 持ち運び専用機として割り切り、最も安価なモデルを選んだことで、万が一の盗難や破損があっても精神的ダメージが少なくなりました
特に、高額なMacBook Proを持ち歩いていた時の常に感じていた緊張感から解放されたことは大きな変化でした。
まとめ
この経験から学んだ最大の教訓は「モバイルとメイン機は分けるべき」ということです。
- メインマシン（Mac Studio）：高性能で安定した作業環境を自宅に確保
- モバイルマシン（MacBook Air）：必要最小限のスペックで、気軽に持ち運べる環境を確保
この組み合わせにより、総コストを抑えつつ、用途に合わせた最適な環境を構築することができました。高性能な一台で全てをまかなおうとするよりも、用途に応じて機器を使い分ける方が結果的にストレスフリーな環境を実現できると感じています。
また、AdobeやOfficeなど大抵のアプリは２台分の利用権があることが多く、２台持ちでも問題なく運用が可能である。
DTMや動画編集など、高い処理能力を必要とする作業をされている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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