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まだ「Kenko PRO1D」で消耗してるの? 最新の「爆安」フィルターを検証したら、常識が覆る結果になった話

カメラ

「とりあえず、レンズフィルターはKenkoのPRO1Dを買っておけば間違いない」

カメラを始めた頃から、先輩や店員さんにそう教え込まれてきました。 実際、私もこれまでは思考停止でPRO1Dをポチっていました。長年愛されてきた実績、そこそこの値段、そして安心の国産ブランド。疑う余地などなかったのです。

しかし、先日ある「噂」を耳にして、その常識が揺らぎました。 「最近の中国製フィルター、実は性能がヤバいらしい」と。

特に注目すべきは、最新トレンドである「反射率0.1%」というスペック。かつては高級フィルターの特権だったこの超低反射性能を、中国メーカーが破壊的な価格で実現しているというのです。

「まさか、あのPRO1Dが負けるはずがない」 そう思いながらも、好奇心(と安さ)に抗えず、話題のK&F Conceptのフィルターを購入してしまいました。

今回は、長年の王者「Kenko PRO1D」と、新進気鋭の「K&F Concept」を、私の愛機であるSony α7C IIと最高峰のレンズ50mm F1.4 GMで徹底比較します。 結論から言います。結果は、あまりにも残酷でした

なぜ今、フィルターを見直すべきなのか

検証の前に、少しだけ前提知識を共有させてください。 Kenko PRO1Dは確かに名作ですが、設計自体は長く続いているロングセラーモデルです。一方で、レンズのコーティング技術は日進月歩。最近の高級レンズ保護フィルターのトレンドは、可視光の反射率を極限まで抑えた「0.1%」の世界に突入しています。

反射率が高いとどうなるか? 強い光源が入った時に、フィルターとレンズの間で光が乱反射し、「ゴースト」や「フレア」が発生します。せっかくの「GMレンズ」のヌケの良い描写が、たった一枚のフィルターのせいで台無しになる。それは、高級スポーツカーにエコタイヤを履かせるようなものです。

徹底検証:光の虐待テスト

今回用意したのは以下の3パターンです。

  • 何も装着しない(裸のレンズ):画質の基準点
  • Kenko PRO1D:我らが定番
  • K&F Concept NANO-X Ultra-Low Reflection:今回の挑戦者(反射率0.1%謳い文句)
NANO-Xはかなりの薄型

検証機材は、Sony α7C II + FE 50mm F1.4 GM。 検証方法はシンプルかつ過酷です。暗い室内でiPhoneの強力なLEDライトをレンズの斜め前から直射し、擬似的な「強烈な逆光」を作り出します。これでフレアの出方を比較します。

衝撃の結果:PRO1Dが……白い

撮影した画像を見比べて、言葉を失いました。 順位をつけるなら、以下の通りです。

1位:フィルターなし(基準)

当然ですが、一番綺麗です。黒が締まり、コントラストも最高。これがレンズ本来の性能です。

2位:K&F NANO-X Ultra-Low Reflection

「えっ、付けてる?」 思わずレンズを確認したレベルです。フィルターなしの状態と比べても、その差は極めて微細。ライトの光源周りにわずかな滲みが出る程度で、コントラストの低下はほとんど感じられません。噂通りの「0.1%」の実力を見せつけられました。ただ、ガラスが1枚増える分、ゴーストは出ます。

3位:Kenko PRO1D

正直、これほど差が出るとは思いませんでした。 iPhoneのライトを入れた瞬間、画面全体が白っぽく霞む。明らかにコントラストが低下しています。 普段の順光撮影なら気にならないレベルかもしれませんが、逆光や夜景など「ここぞ」という厳しい条件下では、写真のキレを確実に奪っていることが判明しました。

結論:新時代の「ファイナルアンサー」はこれだ

今回の検証で、私のフィルター選びの常識は完全に書き換わりました。 もちろん、Kenkoにも「ZXII(ゼクロスII)」のような最新の超低反射モデルは存在します。しかし、それらは高価です。

K&F Conceptの恐ろしいところは、この性能を「PRO1Dと同等か、それ以下」の価格帯で出してきている点です。 最新のセンサー、最新のレンズを使うのであれば、フィルターもアップデートしなければ、画質のボトルネックになってしまいます。

もしあなたが、GMレンズやGレンズのような一眼カメラ用の高性能レンズを使っていて、先端に古いPRO1Dが付いているなら……。 悪いことは言いません。今すぐそのフィルターを外して、こちらに付け替えることを強くおすすめします。

NANO-Xフィルタを50mm F1.4 GM に装着

今回紹介したアイテム

【ベストバイ】驚異のコスパと性能。もうこれで良い、いや「これが」良い。 サイズ展開も豊富なので、手持ちのレンズ径に合わせて選んでみてください。パッケージも高級感があって所有欲を満たしてくれます。なお、NANO-Xには数種類あります。反射率0.1%のものはリンク先の「Ultra-Low Reflection」ですので、お気をつけ下さい。それ以外は0.2%程度のようです。

もちろん、どうしても国産・Kenkoブランドにこだわりたい方は、PRO1Dではなく、最新の上位モデルを選んでください。画質を守るための必要経費です。

カメラ機材の進化に合わせて、私たちの「常識」もアップデートしていきましょう。たかがフィルター、されどフィルター。写真の透明感が、ガラリと変わりますよ。

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